病院案内ごあいさつ


ごあいさつ

私たちの湯布院厚生年金病院は、昭和 37年(1962年)にわずか 50床の成人病リハビリテーションの専門病院として産声をあげ、はや 40余年の歳月が流れました。診療科目も内科、整形外科、リハビリテーション科に循環器科を加え、病床数297の病院へと成長し、脳血管障害による片麻痺、整形外科関連の骨・関節・筋肉疾患等の高度リハビリテーションが行える施設として、幸い全国的に評価されています。さらに整形外科的手術はもちろん、高血圧、肥満、糖尿病などの生活習慣病や心身症の早期発見とその治療、リハビリテーションにも格別の力を注いできました。さらに最近は、本邦において著しく立ち遅れている「心臓病(心筋梗塞や心不全)の入院リハビリテーション」も開始し、大変好評を得ています。

またリハビリテーション病院としての専門性を一層強化するため、平成 12年には、診療報酬改定で導入された回復期(亜急性期)リハビリテーション病棟を全国に先駆けて開設しました。現在、回復期リハ 4病棟 228床体制で運営していますが、これはその規模において全国でトップの座にあります。さらに平成14年には、医療の質を第三者として審査・評価する、日本医療機能評価機構による審査を受け、その認定病院となることができました。

さて回復期リハ病棟運営 3年の経験から見えてきたことは、地域リハビリテーションの必要性と重要性です。すなわち、回復期リハ病棟患者の自宅復帰率は 70% にも達し、残りの 30% は、少なくとも当分の間、介護老人保健施設や福祉施設を中心とする後方施設でケアを必要とする患者さんです。このような状況に鑑み、在宅、施設いずれであっても、高齢者や障害を持つ方々が、それぞれ住み慣れたところで、安心して組織的にリハビリテーションを継続して受けられるような環境整備(地域リハビリテーションの充実)がとても重要です。その実践のため、わが病院では、病院の理念と基本方針の一つに、「地域リハビリテーション活動を支援・推進し、地域の保険・福祉の向上に貢献します」と言う一項を掲げています。幸いこの方針に呼応するかのごとく、当院は昨年(平成15年)3月、地域リハビリテーションを推進する中核施設として、県より「大分県リハビリテーション支援センター」に指定されました。県内の二次医療福祉圏域ごとに指定された、他の 11 の地域リハビリテーション広域支援センターを支え、本格的に地域リハ支援活動を開始したところです。

このように、リハ専門病院としての機能の充実と、質の向上を目指し、いまや職員の意気には極めて高いものがあります。全国1〜2の湧出量を誇る温泉と由布岳と朝霧に包まれた幽玄郷、由布院盆地の一角に静かに佇む私たちの病院は、これからも徹底したチーム医療で、病める方々を心身両面から支援すべく、全力を挙げて取り組みます。「湯布院厚生年金病院あってよかった」、「湯布院厚生年金病院あってよかった」と言って頂けるためにも。

院長 森 照明



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