大会長ご挨拶

湯布院厚生年金病院
加藤ふみ子

第23回NPO法人日本リハビリテーション看護学会学術大会は湯布院厚生年金病院がお引き受けすることになり、大分県別府ビーコンプラザで開催いたします。このような全国大会を担うには非常に力不足で心配ですが、皆様の暖かいご支援を賜わりながら、職員一丸となって取り組む所存ですのでどうぞよろしくお願いいたします。

医療制度改革に伴い、リハ医療サービスの機能分化・連携が進みQOLがさらに望まれているこの頃、リハビリテーション看護の領域はますます拡大してきております。リハビリテーションの考え方は人間が人間らしく生きる権利を回復することと言われております。看護の役割は、健康の支援、生活の支援であり、それは、「急性期、回復期、維持期(病院、施設)、維持期(在宅)」のどの期においても変わりなく行われる「その人らしい人生の支援であり、看護の基本となるもの」と思います。

そこで、大会のメインテーマを「尊厳を守るリハビリテーション看護―人・生活・暮らしを支えるー」とし、基調講演は東名厚木病院の小山珠美氏をお迎えし、タイトルは「"生きる"を支え挑むリハビリテーション看護への期待」と題し先生の看護への熱き思いと実践力についてお伝えしていただく予定です。シンポジウムテーマは「シームレスにつなぐリハビリテーション看護―急性期・回復期・維持期・地域―」と題し、座長には船橋市立リハビリテーション病院の井上郁氏をお迎えしております。そして、シンポジストは、各期の臨床現場の第一線でご活躍の4人の方々からの活動と実践を通して、看護職が果たすべき役割や、課題などの発表と討論をしていただいた後に、座長講演を計画しております。多くの皆様から日頃のご研鑽の成果を発表していただきたいと思います。また、前日の通常総会終了後は特別講演を予定し、大会テーマから「関わりのもたらすものーリハビリテーションの実践からー」と題し、急性期から緩和ケアまで、広くリハビリテーションに取り組み、患者さんのQOLの維持・改善に努めておられるNTT東日本関東病院リハビリテーション科の稲川利光氏にお願いしました。イブニングセミナーも計画し、「医療安全とリハビリテーション」と題し、講師は「医療安全」の第一任者である湯布院厚生年金病院の森照明氏にお願いしました。

最後に大分県は自然に恵まれた観光地です。学会場である温泉郷別府をはじめ、湯布院温泉、耶馬溪の紅葉、臼杵の石仏、仏教文化の国東半島、九重“夢”大吊橋など多彩なロマンに溢れるところです。日々の疲れを温泉で癒し、豊後水道の海の幸関アジ・関サバ・ふぐを堪能していただきたいと思っています。多くの皆様のご参加を湯布院厚生年金病院職員一同お待ちしております。

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